みなさんはユースシアタージャパン（YTJ）という劇団をご存じですか？
この劇団は、様々なチャリティーにも参加しながら子供たちが英語でミュージカルを行う団体です。
わが子もYTJに通っている一人ですが、この度YTJの卒業公演を観覧する機会があり本当に感動しました。
子供も卒業公演ができる年齢になる頃には、こんなにも感動を与えるプロのような演技や表情ができるようになるんだということに驚きました。
是非この感動を共有したいと思いブログにまとめます。
目次
ユースシアタージャパンって何？どのくらいの年齢の子がいるの？
卒業公演の話をする前に、少しユースシアタージャパンについてご紹介します。
ユースシアタージャパンは英語でミュージカルを演ずる団体です。
基本はミュージカルを演じるため、歌やダンス、英語、台詞、芝居等のレッスンを日々行っています。
おけいこ事ではなく一人の劇団員としてレッスンをし、最初に入団する際には「習い事ではありません」ということを言われます。
劇団員の年齢は幼稚園の年中さんからで、キッズメンバーとして入団することができます。
ユースシアタージャパンは幼稚園の年中からYTJプロと呼ばれる大人までが所属し、幅広い年齢の人が活躍する大きな規模の団体です。
ユースシアタージャパンの卒業公演とは。なぜ中学3年生なの？
ユースシアタージャパンの卒業公演は、中学3年生のときに行われます。
この卒業公演を今回初めて見ましたが本当に感動しました。
わが子の卒業公演もこんなに立派なステージを見せてくれるのかと思ったら、今から楽しみで仕方ありません。
この卒業公演には、最年少の年中さんのときからずっと通っていた子も、途中から入団した子までさまさまな団員が出演します。
今までの集大成を一人一人が思いを込め、それが一つの作品へと仕上がっていく、卒業という新たな道への一歩を見せてくれました。
そこで、団員は大人までいるのに、卒業公演がなぜ中学3年生なのかなと疑問に思い聞いてみました。
中学3年生で卒業公演をする理由は、子供のころから続けてきたYTJの活動も、所属する子すべてがミュージカルの道に進むとは限らないため、今まで頑張って活動してきた集大成を一度発表することで区切りをつけているということでした。
聞いてみて納得しました。
確かにわが子もミュージカルのプロの道へ進もうと思って通っているということではないので、実際ずっと続けていくのは難しいかもしれません。
ある意味、小学生中学生と比べると高校生は将来大人になってからの仕事にも少しかかわってくるような、そんな重要な年齢に入ってきます。
もちろんそこでも趣味で続けていく子いれば、そうでない子もいます。
そこで中学3年生で卒業という区切りをつけることで、プロになりたい子、そうではない子それぞれが一度自分の人生や進む道を考えることができます。
そういった事情を考えると、卒業公演が中学3年生というのは新たなスタートを切るためには良い位置付けなんだなと思いました。
ユースシアタージャパンの卒業公演プロムを観て
ユースシアターの子どもたちは高学年になると「プロムまで続ける？」、「プロムまでははやりたいな」という話をします。
このプロムというのが卒業公演です。
プロムは子供のころから続けてきた集大成のステージになります。
その区切りとなるプロムを今回初めて観る機会があり、本当感動しました。
私はミュージカルが好きで劇団四季などの公演をよく観に行ったりしていますが、子供たちの集大成のステージはそのプロにも負けないくらいの素晴らしいものでした。
大人では演じることのできない、子供たちの純粋な今まで頑張ってきたことを一生懸命夢中で演じているあの何とも言えない素晴らしいパワーが観ている側の心をガンガンと動かします。
終始感動の嵐でした。
プロム卒業公演終了後の進路
プロムが終了するとYTJを卒業して勉学や別の道へ進む子、そしてプロの演者やミュージカルスターを目指しYTJでこれからも活動する子に分かれます。
どちらの子にとってもこのプロムが卒業公演ではありますが、終わりではなくスタートとなります。
この卒業公演を機にYTJを卒業する子も、YTJで学んだことは様々な場面で生かされることと思います。
YTJの活動では一人一人が責任感や礼儀、集団生活という様々なことを学べるからです。
これは将来大変役に立つことだと思います。
また高校生になってからもYTJに残りレッスンに励む子たちも、今までとはちょっと違った大人のYTJへ足を踏み入れることとなります。
プロを目指して進んでいく子、さらに専門的に学んでいきたい子などが高校生になって、新たな気持ちでYTJの一員として頑張っていきます。
まとめ
YTJは演技だけではなく人間的にも大きく成長することができる団体だなと思います。
今回の卒業公演を観ても、一人一人が本当に輝いていました。
だれひとりと輝いていない子はいない、そんなことを直球で感じることができる素晴らしい公演でした。
あらためて、わが子もプロム（卒業公演）までは頑張っていきたいなと親子で改めて感じた日になりました