キッズダンスの習い事に親としてどうやって関わるべきか悩んでいます。。。

自分の子どもにダンス系を習わせたい理由に「親が習っていたから」「親の憧れだから」などよくある理由の一つです。

私自身もそんな理由からダンス教室を探し始めました。

たった2年のバレエ体験でも手先の動きや姿勢にバレエ感が出ていたようで褒められたこともありました。

だからでしょうか、期待してしまい娘以上にダンスの習い事に熱くなってしまっていたのです。

しかし、本当にこれで良いのでしょうか?

自分の体験から学んだことを後から自分の見直しや同じように悩んでいる方に少しでもお伝えできればと思いブログにまとめてみます。

親が干渉しすぎた結果

娘がダンスに通いだし自宅でステップを練習している横で「胸をもっと張るんだよ!」「足が曲がってるよ!」と黙っていられない私。

最初は楽しそうに自宅でダンスを見せてくれていた娘も、楽しく踊っているところに私に家で色々とだめ押しをされ叱られるのが嫌なのか、徐々に見せてくれなくなりました。

「娘のために」「少しでもうまく踊れるように教えてあげよう」と思って言っていたのが逆効果であったことがわかり、親としてどうやって関わるべきなのか悩むことになってしまいました。

子どもの自発性が成長をうながす!

そんなときにふと、娘がピアノの練習だけは私が何も言わなくても自分から進んでやることに気付いたのです。

私は子どものころピアノはさせてもらえなかったのでピアノに関しては全然教えることができないのです。

逆に娘が今日こんなことを習ったのでママに教えてあげる~と言って私の手を引いてピアノ椅子に座らせるという日々でした。

きっと練習しているときにうるさく言われないので娘ものびのびと楽しくできていたのだと思います。

よくスポーツでも親と違う競技のほうが伸びるということも聞いたことがあります。

これも同じことなのかもしれませんね。

きっと習い事は第三者(先生やお友達)からの助言がよいのだと思います。

知ってしまっている以上口を出さずにはいられなくなってしまうのが親・・・

そのあたりの難しさを痛感しました。

親のかかわり方

親の方が熱心にならないこと!

これは特にそのお稽古けいこを自分もやっていた、ことのある経験者である親御さんは気を付けた方がよいです。

私もそうでしたが、自分が経験者であるがゆえにアドバイスをしたくなってしまい、どうしても熱が入ってしまいます。

娘にもっと上手になってほしいが故のことなのに、実はそれが逆効果になっていたなんて、その時は全く考えてもおりいませんでした。

自宅バレエの練習回数が少なくなったことに心を痛めていた私は、このときハッとしました。

「もしかしたら私、何も言わない方がいいんじゃないのかな?」

きっと娘はバレエの先生に習ったことをママに見せたかったんだと思う。

その時に「上手になったね」「すごいね!!」という言葉を待ち望んでいたのだと思います。

それなのに私は「もっと手の先まで集中して!!」とか「そこはもう少ししなやかに」などせっかく頑張った成果を見せてくれる娘に間違った言葉がけをしてしまっていたのです。

そしてその結果娘にとってはいつしか「ママが行かせるダンス教室」に変わってしまっていたように思え、反省しました。

その日から家でのダンス練習中はなるべく家事を進めるようにし、離れて見ることを心がけました。

そうすることで、娘も自分が楽しく踊れることに気づき、家での練習も増えていったように思います。

先生の立場を尊重する!

もう一つ気を付けていたのは「先生を尊重する姿勢を見せること」。

娘の通う幼稚園では課外授業がたくさんあります。

親向け発表会もあり観覧すると、授業中なのに立ち回る子がいます。

その子のお母さんは日頃、課外授業の先生が若いことをよく思っていない方でした。

若い先生も一生懸命子供と向き合って頑張ってくれています。

もちろん人間ですし、自分の同じ年齢の時のことを思い返せば目が行き届いていないのも仕方がないことかもしれません。

危険でなければある程度は大きな心で見て先生の良いところを尊重して子供には先生すごいね。

〇〇先生みたいになりたいね。

など先生を尊重することが大切です。

親の姿勢ひとつで、子どもが身に付けられる知識や経験が大きく変わるということを目の当たりにして、自分はお教室の先生を尊重しようと思えたのでした。

スケジュール管理をしてあげよう!

時間の感覚が未発達な幼稚園児。

やりたいことが目の前にあればそれに夢中になって、その他を忘れてしまいます。

幼稚園も年中さんや年長さんになると園での行事もあり、いつもと違うカリキュラムで疲れてしまっていることもよくあることです。

中には頑張りすぎて熱を出してしまうなんて言う子もいるのです。

特に何でも一生懸命全力で取り組むタイプのお子さんは親がしっかりと体調管理を見てあげることが大切です。

幼稚園行事や家での様子をしっかりチェックして、どこか疲れていそうだな?と思えば思い切ってお休みさせてあげることも大切です。

習い事では親同士の関係にも気を付けよう!

子どもって意外に大人の会話をよく聞いています。

我が家の娘もじっと耳を澄ませて聞いているタイプです。

幼稚園の先生の噂話なんかは覚えていて肝を冷やしました!特にダンス系の習い事は発表会という大きなイベントで親同士の関わり度合も大きいです。

ダンスの種類によっても不思議と親のタイプが違います。

クラッシックバレエ系の親御さん、ヒップホップ系の親御さん、自分にとってがどちらの方が居心地がよいかというのも意外と重要だったりしますが、ここは子供優先で選んで、その親同士の関係を築き上げていくのがよいですね。

すべての親と仲良くする必要はありませんが、同じレッスン時間の親同士は協力できるよう関係を築いていくのがよいと思います。

何を学ばせたいのかを明確に!

ダンス系の習い事は、中学受験や高校受験、大学受験においては直接の関係がありません。

だからこそ、ダンス系の習い事を通して子どもに何を身に付けさせたいのか?しっかり考えなくてはならないなと感じます。

最初は何かあれば休んでも遅刻してもOKと考えていたのですが、子どもに伝わり少し疲れた日には休むと言い出し「嫌なことは避けてもいい」という娘の態度に気づきました。

私の態度が娘には無意識に「嫌なことは全部(休んでいい)」と伝わってしまっていました。

ダンス教室の通学を通して「いったん始めたことは責任をもってやり遂げなければならない」ということを学ばせてあげたいなと思うようになりました。

さいごに

キッズダンスの習い事を習わせる始めた理由は家庭それぞれだと思います。

子どもにとってはどの習い事も幼児期に大きな影響を与える大切な時間の一部。

習い事を通して子どもに何を学んでほしいのか?ダンスそのものを学びプロフェッショナルになってほしいのか?社会に出て役立つ精神的な何かを身に付けてほしいのか?など、親自身がまず考える必要があるのではないでしょうか?

親としてどうやって習い事に関わるかは、ご家庭の事情や子どもの性格などにより様々だと思います。

でも一つ心にとめておきたいのは、親の方が熱心にならず、親は遠くから見守る。

できたことに対してほめてあげる。

これだけで子どもが主体的に取り組める環境を整えてあげることができるのではないでしょうか。

せっかく始めたのですから、一つの習い事を通してプラスになるように導いてあげたいですね。

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