ユースシアタージャパン(YTJ) キッズメンバーの活動内容やスケジュールについて

あちこちのメディアで紹介されているユースシアタージャパン(Youth Theater Japan)。

その楽しそうな表情あふれる子どもたちの紹介写真に、ダンススクールに通わせてみたいなと思っている親としては思わず惹きつけられてしまいますね。

実は私もYTJのダンスを見て魅了されたひとり。

YTJの子どもたちのダンスを見たときに思ったのはダンスの完成度はもちろんのこと、とにかくその表情の生き生きしているところ、たいてい子供のダンスの発表はかわいいというところが優先されて楽しめますが、YTJの子どもたちはかわいいという領域ではなく、プロの顔、お客さんを意識した見せる演技ができていることに驚きました。

でもまだ小さい年中や年長の子供が楽しく続けられるのかな?と親としてはその内容をもう少し知りたいというのが本音ではないでしょうか。

そんなYTJキッズの選考オーディション試験に、踊りが大好きな娘が無事合格をいただき、さっそくレッスンに通い始めることになりました!

実際に参加してみてわかったことをご紹介したいと思います。

YTJキッズメンバーの活動

レッスン初日。娘の様子は?!

曲に合わせて体を動かすのが大好きな娘。

とはいっても1日に1度、自宅のテレビ前でNHKのEテレ「おかあさんといっしょ」を見ながらダンスをしているだけです。

内心とても心配でしたが、レッスン初日終了後の娘は「楽しかった!続けたい!」と大満足。

レッスン時間や内容のバランスがとてもよかったようでした。

先生2名でサポートはバッチリ!

幼稚園の子たちが習うクラスはPKクラスといって、先生2名で教えてくださります。

一人の先生が生徒の前でステップや振り付けを見せて、もう一人の先生が子供たちのサポートにまわる感じです。

幼稚園年少クラスの担任と副担任のようなイメージです。

レッスン時間は約2時間。親は入れません

レッスン時間は1時間45分。

授業に関して基本的には親はスタジオには入れません。

音楽や声は漏れ聞こえてくるのですが、スタジオの外にある待合室に設置のモニターで中の様子を確認します。

小さく映る子どもの姿に張り付いてみる親たち。

お子さんの姿をモニターでなく実際に目で見たい方には、すこし残念かもしれませんが、ここはぐっと我慢。

親と離れて2時間というのは子供の自立につながり、ぐんと成長できるチャンスです。

モニターを通して客観的に見て分かったのですが、子供たちは親と離れることでレッスンに集中できます。

例えば後谷周りに親がいた場合きっと気になってきょろきょろと目でお母さんやお父さんを探してしまう子も出てきます。

まったく別の空間でいることで子供たちはレッスンに集中して大きく成長することができます。

ノリノリの英語ミュージックがたまらない!

スタジオに入ってまずはみんなでご挨拶、その後に基本ステップの練習です。

ここは一般的なダンス系教室と同じです。

YTJキッズが違うところは、ステップの練習で使う音楽が「英語のうた(音楽)」なこと!

これはYTJは英語で演じるミュージカル劇団ですので、小さなPKクラスのうちから英語の歌に合わせて踊ったり歌ったりをしていきます。

とても楽しそうなノリノリの音楽で娘も笑顔で踊っていました。

楽し気なノリノリの音楽で娘が笑顔です。

あぁよかった。

みんな主役の発表会!

年間でいうと、クールの最後にクラスでの発表会があります。

クールの大部分はこの発表会に向けた練習となります。

ダンスの振り付けや英語の歌やセリフなどを少しずつ教えてもらい、クラス全体で一つの作品を仕上げていく感じです。

嬉しかったのは「全員が主役になれる」という構成。

だれかとても上手な数人がセンターをとって踊ったりセリフを言ったりするのではなく、PKクラスのこどもたち全員が短いセリフをもらって前に出たり後ろに下がったりとダンスを披露できていました。

ミュージカル劇団なだけあり、小さな子のPKクラスでも発表会が一つの流れで一人一人に役があり、小さいながらにも自分の役に責任感をもち取り組んでいることがわかる発表でした。

英語について思うこと

約2時間レッスンは、大きく「英語」と「ダンス」の時間に分かれています。

娘には自宅で契約しているケーブルテレビでディズニー番組を英語で見せて英語特有の音に慣れさせたり、インターネットのYouTubeでEnglish songsを聞かせたりしていましたので、「英語」の時間はすぐに慣れて楽しんでいました。

家で英語の歌を口ずさむようになっていたので、やはり見るだけではなく、実際に先生やお友達と実体験として使うことって大切なんだなぁと思います。

本当にしっかり英会話スクールに通う費用を考えれば、幼児期に多くの英語フレーズやリズムを身体で覚えることのできる点はとてもメリットが大きいと思います。

YTJで感じたメリット

個人的にメリットと感じた部分をご紹介します。

自己肯定感が上がる!

教えてくださるステップ自体は未就学のこどもでも取り組める、とても基本的な簡単なものが多いです。

ただ4歳、5歳、6歳の低年齢のこどもたちは発育の差も当然あって、とっても上手にできるお子さんとそうでないお子さんに分かれてしまっていました。

それでも先生方はそれぞれの子ども達に寄り添って声掛けくださっているようで、できる子もまだ上手にできない子も、どの子もとっても楽しそう。

先生のお力なのでしょうが、子ども達の個性が尊重されクラス全体がそれぞれの自分らしさを認めたうえで一つにまとまっている、そんな雰囲気を感じました!

礼儀作法が身に付く!

PKクラスの先生方は若い先生が多く、とても元気で笑顔が素敵な先生方で子供たちもすぐに慣れてしまいます。

明るくハキハキした中で、あいさつや礼儀の面ではビシッと教えてくださるところもあり、幼稚園の先生方とはまた違った感じかなと思うところもありました。

YTJはこういった指導も厳しいという感じはなく自然にあいさつや礼儀を教えてくれるところがすごく上手だと思います。

幼稚園以外の環境も体験させたい&良い大人から影響を受け学んでほしいと考えている我が家の教育方針にあったのでとても良かったです。

レッスン時間=親の自由時間に!

娘が慣れてくると、約2時間のレッスン時間はディスプレイ前に張り付いて見守ることもなくなり、週末2時間は親の自由時間となりました!

これは本当にありがたい時間です。

共働き家庭の我が家にとっては子どもを気にせず過ごせるとても貴重な時間です。

たまった家事をしたり、作り置き料理をしたり、土曜オープンの市役所や郵便局に書類を出したりと平日夜だとできないことを済ませることができました。

送迎はありますが、子どもが伸び伸びとダンスし英語まで学んでいる一方で、週末にまとまった時間が取れることは大きなメリットでした。

さいごに

ダンスと英語を同時に学べる、ユースシアタージャパン(Youth Theater Japan)は幼児を持つ親には気になるお稽古事ですよね。

実際に行かせてみて、「礼儀作法がしっかり身に付く」点や「個性を大切に自己肯定感を伸ばしてくれる」点に幼稚園通園だけでは得られない大きなメリットを感じました。

ぜひダンスや英語歌を習ってみたいなと思っている方は、お近くのスタジオを探してみるとよいかもしれません。

ダンス・歌・英語・お芝居と学べてリーズナブルなのでとてもおすすめです。

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